Zoomによるオンライン知的財産セミナー
権利行使を考慮した機械系発明の権利化実務
「機械系発明」には、「目に見える」、すなわち侵害立証がしやすい構造的な特徴を有するものが多くあります。一見、シンプルにも見える技術を上手く権利化することで、他社への牽制効果の高い、自社の優位性を高める特許ポートフォリオを構築することができます。
本セミナーでは、権利行使の局面を考慮した機械系発明の権利化実務について解説します。出願時におけるクレームおよび明細書の作成、ならびに出願後の局指令対応における留意点について説明します。裁判例、審査基準などを参照しながら、具体例を紹介します。日本のみならず、米国・欧州・中国等の外国出願を考慮した内容についても解説します。
この機会に是非多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
◆◇◆◇プログラム◇◆◇◆◇◆◇
1.機械系発明の特徴
本セミナーで取り扱う「機械系発明」の特徴について概説します。
2.クレームの作成
クレームの作成について解説します。「数値限定」、「用途限定」、「製法限定」など
を用いる場合の留意点について説明します。特定の表現が、権利化段階、権利行使段階
でどのような影響を及ぼし得るかについて、実例を交えて具体的に説明します。外国を
含めて、裁判例、審査基準等を紹介し、各国における取り扱いの違いについても言及し
ます。
3.明細書の作成
後々の権利行使を考慮して、明細書を作成するにあたり留意すべき点について
説明します。有効かつ可能な限り広いクレームを維持するための記載について、
具体例をもとに考えていきます。
4.局指令対応
審査段階における局指令対応時の留意点について説明します。関連する他社製品が
発見された場合の補正・分割についても言及します。
講 師 |
弁理士法人深見特許事務所 機械第2部・国際特許部副部長 弁理士(特定侵害訴訟代理可能) 高橋 智洋 氏 【プロフィール】 造船重機メーカーを経て深見特許事務所に入所した後、2004年に弁理士試験合格、2005年に特定侵害訴訟代理業務試験合格。深見特許事務所では、多数の内外特許出願及びこれらの中間処理、各種審判、訴訟、鑑定等を担当。外国出願も多数担当。 特定の技術について、権利化(出願・中間)から権利行使(当事者系審判・侵害訴訟代理)まで一貫して担当した経験を有する。 委員会・研究会 2018年度:日本弁理士会・特許委員会 2019年度から2022年度:同・国際活動センター 米州部会 2023年度:特許庁・審判実務者研究会(特許機械) 著作 経済産業調査会「発明の容易想到性・進歩性の判断基準-事例研究-」(2019年・共著) 経済産業調査会「改訂増補 外国特許実務を考慮したクレームと明細書の作成」(2013年・共著) 発明推進協会「アメリカ改正特許法 日米の弁護士・弁理士による実務的解説」(2013年・共著) |
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日 時 (Zoomによるオンライン開催) |
2025年8月29日(金)14:00~16:30
途中休憩あり ※本研修会のチラシ(PDF)はこちらよりダウンロードできます。 | |||
オンデマンド視聴 ※申し込んでいただいた皆様には、セミナー終了後にセミナーを録画した動画(2週間閲覧可能)の閲覧用URLをお送りいたしますので、セミナー当日に都合がつかない方も受講可能です。 |
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![]() ・パソコン、スマートフォン、タブレットでご参加いただけます。 |
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受講料 (税込) |
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知的財産情報メンバーズ 5,000円 発明推進協会、各地域の発明協会会員 8,500円 一般 10,000円 |
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※知的財産情報メンバーズ特典の「セミナーご招待券」もご利用いただけます。 |
キャンセルについて
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