VOICE 〜 修了生へのインタビュー 〜

●特許実務者養成夜間講座
大熊幸夫様 (那須電機鉄工 研究開発部)
〔2005年特許実務者養成夜間講座 基礎編 修了〕
◆まずはじめに、受講前の大熊様の置かれていた状況はどのようだったものだったのでしょう? 
 以前はプログラム開発に携わっており著作権との関係はありましたが、特許に関する知識は十分ではありませんでした。書籍等で自分なりの勉強はしておりましたが、知財制度の体系的な理解の必要性を強く感じていました。
◆そのような状況下では、受講に対し多少の不安はあったと思いますが、そのあたりはいかがでしたか?
 実際不安でしたが、東京支部に電話でも確認し素人でも問題なくついていけることが納得できましたので、思い切って受講しました。
◆実際に受講されて、大熊様自身に何か変化はありましたか?
 願書の見方やそれぞれの項目の読み方・捉え方、請求項という特許特有の考え方など、当初抱えていた課題、すなわち、知財制度全体を体系的に理解することができました。付け加えて言えば、この点については4期、周辺法編と通して受講したことで、より広い視点で捉えることができるようになったと実感しています。
◆受講後、講座で得た知識や経験は、大熊様の今の業務にどう活かされているでしょうか?
 一例を挙げれば、当社では出願等 権利獲得手続の大部分を代理人に依存する傾向が強かったのですが、本講座を受講したことで、請求の範囲の決定をはじめ一連の権利獲得手続に対し、自分なりの意見をもって積極的に関わることができるようになりました。
◆最後に推薦のことばを頂戴できますか?
 現在は、さまざまな法律が業務に関与している上、CSR等企業のコンプライアンス面でもより厳しさが求められており、知らないでは済まされない状況にあると感じています。
 週1回とはいえ業務を抱えながらの受講は正直大変でしたが、この講座は初めてでも非常にわかりやすく教えてもらえますし、知財という専門性の高い分野を体系的に学ぶことができる点で、勉強する意欲のある方には大変お薦めです。

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