特許実務者養成夜間講座〜外国編〜の開催
終了致しました。お申込ありがとうございました。

 (社)発明協会 東京支部では、特許実務者養成夜間講座と題して2002年より知財の実務者を対象とした実践的な講座を開催して参りました。本講座は『まず実務ありき』という視点に立ち、日常の知財管理の現場で生じる課題を解決すべき知識・技能を修得することを目的としています。
 日常の実務に追われ外国知財制度にまで中々時間が取れない。その一方で、自主的な学習・単発のセミナー等では「体系的な理解した」という手応えが得られず、ある種の物足りなさを感じている方も多いと思います。
 本講座では、そのようなジレンマを抱えている方を始め、限られた時間の中で外国知財の理解を一定水準にまで引き上げたい方へのご要望にお応えするカリキュラムをご用意致しました。満遍なく外国知財制度に取組みつつも、実務上の必要性に応じてそれぞれウェイト付を行っておりますので、実務に耐え得る外国知財のスキルを身につけていただけます。5日間に凝縮した密度の高い講義をぜひご体験ください。
 是非、この機会に本講座をご活用ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主 催  (社)発明協会東京支部
日 時  全5回 (以下参照。いずれも 18:30〜21:30(終了)
会 場

 発明会館7階 東京都港区虎ノ門2-9-14)→地図

定 員  30名 (定員になり次第締切り)
受 講
料 金
◆ A) 5回全て受講したい◆(税込)
一般 当支部会員・修了生 スカラシップ申請者
45,000円 24,000円 22,000円
◆B) 興味のある内容だけ受講したい◆(最終日のみの受講は不可)
一般 当支部会員・修了生 スカラシップ申請者
10,000円 6,000円 -
   ※東京支部の夜間講座 第1〜8期、外国編、周辺法編、基礎編のいずれかを修了された方

 ※5回の講座を通して受講される方を優先して受け付けさせていただきます。
問合せ (社)発明協会東京支部 担当:三浦 TEL:03-3502-5521 FAX:03-3504-1510
申 込 mail:tokyo@jiii.or.jp に以下の内容を記載してお申込下さい。
   キャンセルについて
 
 1.お名前 :
 2.会社名:
 3.部署名:
 4.〒/住所:
 5.TEL/FAX:
 6.Mail:
 7.申込種別(ご選択ください):
    A)一般  B)会員・修了生  C)スカラシップ申請者
 8.受講形態(ご選択ください) :
    A)5回全て受講  
    B)興味のある内容だけ受講
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目
10/1
(木)
10/15
(木)
10/22
(木)
10/29
(木)
11/6
(金)
 9.支払い方法(ご選択下さい):
    A)当日現金  B)振込み  C)得意先コード

P・R・O・G・R・A・M
10/1
(木
)
『外国出願の全体像』
『国際出願手続(総論)』

外国と日本、権利取得の基本的な違い/各国で権利を取得するには/外国出願5W1H/パリ・PCT・EPC各出願ルートの概要把握/各制度利用の状況・運用の実態
講 師:富岡 康充氏

泣Iフィス富岡 代表取締役社長

  各国の知財制度への精通が、知財部員に通常のジョブスキルとして求められつつありますが、外国制度を理解するということは、日本との違いを抑えておけば十分、という認識は実務ではおよそ通用するものではありません。
実務に直面、あるいはいざ取り組もうとする「現場」において、正確な知識の理解と実務面でのノウハウ修得の必要性を感じると思います。
外国知財実務は責任が重く、様々な実務上のスキルが要求されますが、世界とダイレクトに繋がる知財ならではの醍醐味や、実務担当者としての手応えを感じられる「目指すに足る」業務とも言えます。
実務担当者として、今後の業務・スキルアップなどへの取り組みに、自信を持って進んでいけるだけの知識・ノウハウを伝授することで、皆様の「やる気」にお応えします。


 -point-
 本講座では、1)全体像、2)PCT等外国出願手続、3)各国審査の3段階に分け、徐々にブレイクダウンすることで消化不良とならないよう配慮しつつも、重要と思われるテーマに関しては重点講義を行う形式を採用しました。

10/15
(木)
『国際出願手続(PCT出願実務 集中講義)』
時系列に基づく手続のフロー/出願書類の基本構成・ドラフト・日本出願との比較/国際調査と国際予備審査の有効性/猶予期間の活用と指定国の選択、最終決断
10/22
(木)
『各国段階での手続・審査(米・欧・アジア)』
米・欧・アジア、各地域の特色/日本を含めた各地域の比較/日本出願から各国・地域出願へのカスタマイズ/代理人の選び方・接し方/翻訳における問題点
10/29
(木)
『各国段階での手続・審査(米国特許実務 集中講義)』
米国における知的財産権の扱い/米国特許制度の概要/特有の制度と運用の実態/権利取得に要するコスト・時間の選択と集中/クレームドラフティングの実際/オフィスアクションへの対処/均等論・禁反言・ディスカバリー等係争の基本概念
11/6
(金)
『まとめ・外国出願実務シミュレーション』
モデルケースによる外国出願案件の処理実務体験/各ルートの比較検討/各国段階への移行決断・断念/各国代理人のコントロール/オフィスアクション対応としてのクレーム修正