特許実務者養成夜間講座〜周辺法編〜の開催

12/10up
終了です。お申込ありがとうございました。


◇特許実務者の業務というと、発明のピックアップから出願、権利化の業務、そして権利化後の権利行使がらみの業務が中心的な業務であると思います。しかし、中小企業で特許担当をされている方の中には、秘密保持契約や共同開発契約などいわゆる技術契約といわれるものや、各種契約書の中の知財に関する条項のチェックや作成といった法務的な業務まで任されているという方も多いのではないかと思います。そういう特許実務者のために、今年度も「特許実務者養成夜間講座・周辺法編」を開催いたします。
 特許実務を行う上で必要となる、特許の周辺にある法律の知識、知財業務との関連について必要最低限と思われる内容をコンパクトかつ実践的にまとめてみました。特許実務能力の養成というのは、ある意味この周辺法を終えて初めて完結するのではないかと考えています。

◇本講座は、特に中小企業またはベンチャー企業の知財担当者、法務担当者の皆様を対象に、「不正競争防止法」、
「著作権法」、「独占禁止法」にかかわる知識をご理解いただくことを目的として以下の通り開講致します。この機会に是非ご受講いただきたくご案内申し上げます。


主 催 (社)発明協会東京支部
日 時 全5回 18:30〜21:30   (終了)
会 場 発明会館7階研修室 (東京都港区虎ノ門2-9-14) →地図
定 員 30名(定員になり次第締切り)  対象:知財・法務実務者全般
受 講
料 金
◆ A) 5回全て受講したい◆(税込)
一般 当支部会員修了生* スカラシップ申請者
45,000円 24,000円 22,000円

◆B) 興味のある内容だけ受講したい◆(税込)
一般 当支部会員・修了生* スカラシップ申請者
10,000円 6,000円 -
 *東京支部の夜間講座 第1〜8期、外国編、基礎編のいずれかを修了された方
問合わせ (社)発明協会東京支部 担当:三浦・永瀬 TEL:03-3502-5521 FAX:03-3504-1510
申 込
  に以下の内容を記載してお申込下さい。後日受講票を送付致します。
  キャンセルについて
 1.お名前 :
 2.会社名 :
 3.部署名 :
 4.住 所 :〒
 5.TEL&FAX&MAIL :
 6.受講形態 :   A)5回全て受講     B)興味のある内容だけ受講
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目
2/18
(木)
2/25
(木)
3/4
(木)
3/11
(木)
3/18
(木)
 7.支払い方法(ご選択下さい。)
   A)当日現金  B)振込み  C)得意先コード
P・R・O・G・R・A・M
2/18
(木)

2/25
(木)
【不正競争防止法】
 周辺法編の概要説明/業務のなかで不正競争防止法が問題となる典型的ケース/特許による技術保護と不正競争防止法による技術保護/契約による技術保護/従業員との秘密保持契約・誓約書の雛型/他社との秘密保持契約の雛型/他社の技術情報の取扱い/ノウハウ、顧客情報・・・企業内に存在する営業秘密をいかに管理するか/不正競争防止法による保護を受けるには/営業活動と不正競争防止法/営業で使ってはならないNGワードとは?/中小企業がすぐにできる最低限の対策
●講 師:筧 圭  氏
(有)オフィス富岡 取締役法務担当
 中小企業の知財担当をされている方は、発明の発掘や出願業務に大変精通されていると思います。しかし、自社技術を十分に保護しようとすると、出願による独占権の取得のみならず、技術情報の漏洩を防ぐための手立てを講じたり、技術情報を他社に開示する際に適切な契約を締結したり、という業務も必要になります。また、中小企業で一人で知財担当をされている方の業務を想像すると、実際には知財のみならず広く契約審査などの法務業務も担当されている場合が多いのではないでしょうか。

 本講座では、このような中小企業の知財担当者の皆様が、発明発掘から出願という知財固有の業務の周辺にあって実際の業務のなかで必要とされている周辺法についての最低限の知識をご提供いたします。テーマは「不正競争防止法」「著作権法」「独占禁止法」の3つに絞り、実際の業務で起こりうる問題・ケースから出発して、担当者一人でも実際に導入できるリスクヘッジのための具体的な方法までをご提案いたします。

 今年度も、中小企業で特許担当をされていて、今まで特別に周辺法を学んでみたことはないけれど、この機会に一度やってみたいという方に最適の内容をご提供しようと思っています。皆様大変お忙しいことと存じますが、この機会に是非ご受講下さい。
3/4
(木)

3/11
(木)
【著作権法】
 取引関係で著作権が問題となる典型的ケースとは/企業活動のなかで著作権が問題となる場面とは/著作権法の基本構成・考え方/著作権と特許権の根本的な相違/著作権で保護される著作物とは/著作権が侵害された場合の処理手順/社内における著作権問題/著作権に係わるトラブルを防止するためには/著作権が関係する社内規定の条文例/著作権が関係する各種契約の条文例/中小企業がすぐにできる最低限の対策
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(木)
【独占禁止法】
 取引関係で独占禁止法が問題となる典型的ケースとは/特許法と独占禁止法・・・知財実務における両者の関係とは?/ライセンス契約における独占禁止法上の問題点/秘密保持契約、共同開発契約等における独占禁止法上の問題点/どの条項が問題となるのか?問題点を回避するための方策とは?/下請法の概要/取引基本契約と下請法/中小企業がすぐにできる最低限の対策/周辺法編まとめ


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