特許実務者養成夜間講座〜第9期〜の開催

本講座は終了致しました。


◇本講座は『まず実務ありき』という視点に立ち、日常の知財管理の現場で生じる課題を解決すべき知識・技能を修得することを目的にした知財の実務者を対象とした実践的な講座です。皆様からご好評をいただき、御蔭様をもちまして、本年度で9年目を迎えます。
◇前半では開発等出願の前段階で求められる発明の創出アプローチやパテントマップを、後半では権利取得・防衛に必要な、クレーム解釈や係争時を想定した一連のネゴシエーションスキルの修得を目標としており、いずれもケーススタディやディスカッションを通じた受講者参加型である点が大きな特徴です。
◇講師陣の豊富な知識と経験、ノウハウを吸収していただく絶好の機会であると同時に、ディスカッション等を通じ所謂横の繋がりを広める場ともなりえます。是非、この機会に本講座をご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
講師インタビューもご参照下さい。

主 催  (社)発明協会東京支部
日 時  全10回 (以下参照。いずれも木曜18:30〜21:30)
会 場

 発明会館7階研修室  (〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-14) 地図

定 員  30名 (定員になり次第締切り)
受 講
料 金

◆ A) 10回全て受講したい◆(税込)
一般 当支部会員・修了生 スカラシップ申請者
90,000円 54,000円 50,000円
◆B) 興味のある内容だけ受講したい◆(税込)
一般 当支部会員・修了生 スカラシップ申請者
10,000円 6,000円 -

※東京支部の夜間講座 第1〜8期、外国編、周辺法編、基礎編のいずれかを修了された方
お問い合わせ (社)発明協会東京支部  TEL:03-3502-5521 FAX:03-3504-1510
申 込
  mail:tokyo@jiii.or.jp に以下の内容を記載してお申込下さい。後日参加票を送付致します。
  
 ※キャンセルについて
 1.お名前 :
 2.会社名 :
 3.部署名 : 
 4.〒/住 所 :
 5.TEL/FAX :
 6.Mail:
 7.受講形態 : A)10回全て受講   B)興味のある内容だけ受講
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目
7/15
(木)
7/22
(木)
7/29
(木)
8/5
(木)
8/19
(木)
8/26
(木)
9/2
(木)
9/9
(木)
9/16
(木)
9/30
(木)
 8.支払い方法(ご選択下さい。) A)当日現金  B)振込  C)得意先コード
P・R・O・G・R・A・M
7/15
(木)
【発明の発掘手法】
マトリックスカード(MC)法を使用した発明の把握(メモ感覚で発明の本質を把握する方法)/発明の目的、構成、作用、効果の把握と整合性のチェック/効果的な特許リエゾン活動等
●講 師:長谷川 公彦 氏
ウィルフォート国際特許事務所 TRIZ事業部長/(社)発明協会 知的財産アドバイザー/TOCICO認定ジョナ
 2003年以降、知財立国を謳い文句に「知的財産の創造、保護及び利用」が推進され、「知的財産の保護及び利用」に関する研究が盛んになってきており、具体的に法律改正等でそれが現実化されてきていることを実感することができます。これに対し、「知的財産の創造」に関する研究は残念ながら旧態依然のままといえます。これは「知的財産の創造」が創造、技術、法律といった学際的な問題であることに起因していると思われます。
 私は幸いに、発明を業務とする開発設計のエンジニアとしての経験、いかにして発明を完成させるかといった創造工学の研究、知的財産の調査、出願、中間手続、訴訟等の知的財産管理の経験をすることができ、現在「知的財産の創造」を専門とし、クライアントに対してコンサルタント業務を展開しております。本セミナーでは、具体的な事例の説明と演習により、実務に役立つ実践的なスキルを身につけていただくようにしたいと思います。
7/22
(木
)
【発明提案書の作成】
発明提案書の構造/MEMODAS(メモダス:MC法のアプリケーションソフト)を使用した新しい発明提案書/広くて強い発明を完成させる/発明の本質追究と発明の展開等
7/29
(木)
【パテントマップによる課題設定と解決法1】
目的(ニーズ)と手段(シーズ)とのマトリックスマップ/ターゲット発明の決定/ターゲット発明の分析/新しい課題の設定等
8/5
(木
)
【パテントマップによる課題設定と解決法2】
クレームマップ/構成系統マップ/機能モデル/解決原理の把握/トリミング/新しい構成案の発想とバリエーションの発想等
8/19
(木
)
【特許権侵害における権利解釈】
特許権侵害場面における権利解釈/文言侵害の基本的な考え方/均等侵害の基本的な考え方/交渉における主張と立証
●講 師:富岡 康充 氏
(有)オフィス富岡  取締役会長
 
 知的財産に関する紛争が生じた場合、権利者の立場では、自社の技術を確実に守るとともに、侵害状況をビジネスチャンスにまでつなげ、権利の有効利用を図る必要があります。一方、権利行使を受ける立場からは、そもそも他社特許を事前に把握し尊重することは当然として、権利行使されてしまった場合でも、リスクヘッジの一環として、自社利益を最大限図るべく適切な対応をしなければなりません。
 本講座では、権利行使する側・される側の両者の各々の立場にたって、何をどのように考え、準備し、実践するべきかについて、基礎から実践まで勉強してまいりましょう。
 各回ごとに、権利行使する側・される側を想定しつつ、グループ学習・講師との質疑応答等を交え、その対応策について擬似的に体験することで、受講者に紛争対応力・実践力のスキルアップを果たしていただくのが目標です。特に後半の3回は、具体的なケースにおける紛争当事者の対応について、グループで検討し発表していただきます。
 皆さんの意欲的な参加をお待ちしております。
8/26
(木)
【特許権行使−権利者側の対応】
特許権行使をする際のマナー及びリスク(事前準備、オプションの検討、警告書の書き方・読み方、弁護士・弁理士の使い方、等あらゆるノウハウを一挙公開)
9/2
(木
)
【特許権行使−権利行使された側の対応】
特許権行使を受けた際のマナー及びリスク(問題特許の事前認識、弁護士・弁理士の使い方、相手特許の潰し方、先使用の抗弁等々、リスクヘッジの全てを伝授)
9/9
(木
)
【具体的ケースにおける紛争当事者の対応@】
特許権侵害が問題になるケーススタディー/問題処理手順の復習/侵害判断の実習/実例を通した権利解釈の実践的理解
9/16
(木)
【具体的ケースにおける紛争当事者の対応A】
知的財産権行使のケーススタディー/疑似体験! 権利行使をする場合、された場合/状況をいかに分析し、交渉を組み立てるか
9/30
(木)
【具体的ケースにおける紛争当事者の対応B】
特許権侵害!紛争のはじまりから終焉まで/何が会社の利益となるのか/特許ネゴシエーターとしての技術の伝授