Zoomによるオンライン知的財産セミナー
"一歩上の特許明細書"の作成ノウハウ
多数の新規発明の提案を受け明細書を執筆してきた経験豊富な講師が詳説!
特許は自社製品の模倣を排除するための最強のビジネスツールです。しかし特許権侵害訴訟で原告権利者の請求が一部でも認められた割合は地裁で約30%、特許権者に何らかの給付が認められた和解決着を含めても約45%と半数に届きません(平成26年~令和5年:知財高裁「特許権の侵害に関する訴訟における統計」)。
令和に入る2010年代の末頃から明細書に記載した「課題」を重視して様々な特許要件を判断する裁判例が知財高裁で多く出され、明細書に書くストーリーをしっかり考えることが大切な時代になりました。
こうした現状を踏まえ、このセミナーでは近年の裁判例を検証しながら侵害訴訟や審決取消訴訟も想定した"一歩上の特許明細書"の作成方法を解説します。あわせて侵害訴訟と切っても切れない補正と分割出願の実務についても裁判例を紹介しながら実務上の注意点を解説します。
後編では、理解しやすい日用品を事例にしてクレームと特許明細書の作成を実演します。クレームを書くまでの思考過程や"一歩上の特許明細書"をどう書けばよいか具体的に体感していただけるはずです。
是非この機会に多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。
◆◇◆◇プログラム◇◆◇◆◇◆◇
(前編・2月6日)
1.はじめに
1―1 特許出願するメリットを改めて考える
1―1 参入障壁と競争優位の関係
2.特許明細書の作成
2―1 特許明細書の構成
2―2 ダメな明細書と一歩上の明細書
2―3 はじめに考えなければならないこと
2―4 いざ起案/特許明細書はどこから書くか
2―5 【特許請求の範囲】の書き方概論
2―6 【技術分野】~【発明が解決しようとする課題】まで
2―7 とても重要な【課題】の記載 ~令和の時代の明細書~
2―8 【手段】と【効果】の欄に書くべきこと・書くべきでないこと
(後編・2月7日)
3.特許明細書の作成(つづき)
3―1 「一歩上の明細書」を振り返る
前編の復習+AI関連発明のクレーム作成ノウハウ
3―2 弁理士はクレームをこうやって読む
3―3 【実施形態】には何をどこまで書くか
3―4 一歩上のコツ
3―5 特許明細書のチェック法
4.補正と分割出願の実務
4―1 新規事項(ニューマター)の判断
4―2 裁判例の紹介 ~どこからがニューマターか~
4―3 明細書作成実務へのフィードバック ~「課題」に注意~
5.特許明細書の作成事例(テーマ:日用品分野)
5―1 【実演】クレーム作成
5―2 "一歩上の特許明細書"に書くべきこと
6.おわりに
講 師 |
ソナーレ特許事務所 代表弁理士 右田 俊介 氏 【プロフィール】 講師略歴 弁理士 常藤 加菜 氏 (後編「5.特許明細書の作成事例」を担当予定) 【プロフィール】 講師略歴 |
|||
日 時 (Zoomによるオンライン開催) |
前編 2025年2月6日(木)14:00~16:30 途中休憩あり |
|||
後編 2025年2月7日(金)14:00~17:00 途中休憩あり |
||||
オンデマンド視聴 ※申し込んでいただいた皆様には、セミナー終了後にセミナーを録画した動画(2週間閲覧可能)の閲覧用URLをお送りいたしますので、セミナー当日に都合がつかない方も受講可能です。 |
||||
|
によるオンラインセミナーです。
・パソコン、スマートフォン、タブレットでご参加いただけます。 |
|||
受講料 (税込) |
前・後編 両日御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 11,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 18,500円 |
一般 22,000円 |
2/6 (木) 前編のみ御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 5,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 8,500円 |
一般 10,000円 |
|
2/7 (金) 後編のみ御参加 | 知的財産情報 メンバーズ 6,000円 |
発明推進協会、各地域の発明協会会員 10,000円 |
一般 12,000円 | |
※知的財産情報メンバーズ特典の「セミナーご招待券」もご利用いただけます。 |
キャンセルについて
参加をキャンセルされる場合は、ご連絡ください。ご不明な点はお問い合わせ下さい。