調査研究事業のご案内




平成18年度 日本自転車振興会補助事業
アジアにおけるIPカルチャー普及啓蒙活動連携促進事業

中国・蘇州市において青少年に対するIP講演会と意見交換会を実施



講演する鶴見IP指導員



2006年10月26日(木)に、蘇州新区第一中学校(中華人民共和国・蘇州市)にて、 (社)発明協会の主催によりIP講演会・意見交換会が開催された。 これらは、日本自転車振興会の補助金を受けて実施している「アジアにおけるIPカルチャー普及啓蒙活動連携促進事業」の一環として行われたもので、蘇州市科学技術協会の協力により、同国内の青少年36名と教育関係者、知的財産関係者など約30名の出席を得て行われた。

IP講演会の冒頭には、蘇州市科学技術協会の柏京紅副主席と発明協会調査研究グループの坂田正人主任研究員による挨拶が行われた。 講演は鶴見隆IP指導員(東京農工大学大学院教授)により『私が体験した発明の苦労と喜び』 というテーマで、蘇州市新区第一中学校の生徒を対象に約三時間に渡り行われた。

講演は、鶴見氏の発明した不織布が完成するまでのサンプルを参加者が手に取って観察したり、どの点が改良されたか、次にどのような改良が有効であるかを考えたりして進められた。 参加したこども達は積極的に質問に答えるなど、終始熱心な態度で聴講していた。

また、IP講演会の終了後に実施した意見交換会では、(社)発明協会の坂田主任研究員が、日本おいて当協会が行っている青少年の知的財産意識を高めることを目的としたIPカルチャー普及啓蒙活動に関しての説明を行った。
中国側からも蘇州市で行われている科学技術教育についての紹介があり、参加者の間で青少年に対する知財教育の必要性やそれらを取り巻く環境について積極的な意見交換が行われた。



  

         参加者の様子                        意見交換会のの様子

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