調査研究事業のご案内




平成18年度 日本自転車振興会補助事業
アジアにおけるIPカルチャー普及啓蒙活動連携促進事業

中国・東莞市において青少年に対するIP講演会と意見交換会を実施





発明協会は、2006年9月22日に中国・広東省、東莞市科学技術博物館において、現地の青少年を対象としたIP講演会を実施した。
同時に、現地の知財関係者・教育関係者等と知的財産教育の指導方法、共通する課題等に関して意見交換会を行った。
これらは、日本自転車振興会の補助を受けて実施している「アジアにおけるIPカルチャー普及啓蒙活動連携促進事業」の一環として開催したものである。

IP講演会は、松田純宏IP指導員により「発明する心を育てよう」というテーマで、華南師大嘉瑪学校の学生29名ほか、現地の知財関係者、教育関係者等が参加して開催された。
本講演会では、参加者が『CDホバークラフト』や『入浴剤ロケット』を製作するなどの体験学習が行われ、併せて発明・工夫の大切さや、自分で考えること、自分・他人のアイデアを尊重することの重要性等を伝える講義が行われた。
本講演会終了後の意見交換会では、発明協会研修・出版グループの北澤英夫参事より、日本において当協会が行っているIPカルチャー普及啓蒙活動に関して説明が行われた。
中国側からも現地の小・中学校で行われている科学技術教育についての紹介があり、知財教育の手法について積極的な意見交換が行われた。

また、2006年9月21日~24日に広東省東莞国際展示センターにおいて開催されていた第十六回全国発明展覧会(主催:中国発明協会、広東省知識産権局、広東省科学技術庁、東莞市人民政府)にブースを設け、日本の青少年が実用新案を取得した作品を展示するなどして、発明協会が実施している青少年の知的財産意識の啓発に向けた活動を紹介した。



 

        意見交換会の様子                        展示会場の様子

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