知的財産国際交流シンポジウムを開催しました

  • 日時 平成29年2月10日(金)
  • 場所 日本消防会館(ニッショーホール)

『IoT時代の日米欧のイノベーション力―戦後日本のイノベーション100選定記念―』というテーマの下、シンポジウムは、一般社団法人発明推進協会の山口会長の挨拶から始まりました。基調講演として、一橋大学の野中名誉教授により「日本におけるイノベーションの本質」、続いて公益社団法人発明協会の及川参与による「戦後日本のイノベーション100選の経緯と問題提起」が行われました。
 休憩をはさんで、海外の講師の講演が行われました。ドイツ弁護士のベルトラム・フーバー氏による「21世紀におけるイノベーションの挑戦―ヨーロッパの展望」、米国弁護士のシンシア・カナディ氏による「アメリカにおけるイノベーションの今後の展開」により、欧州と米国のイノベーションをめぐる状況についてお話しいただきました。
 2度目の休憩に続いて、パネルディスカッションのセッションの冒頭で、発明協会の野間口会長に「日本のイノベーション国家戦略」、一般社団法人知的財産協会の久慈専務理事に「日本産業界のイノベーションの課題」の講演をしていただきました。続いて、及川参与をモデレーターとして、これまでの講師陣4名(野間口会長、久慈専務理事、フーバー弁護士、カナディ弁護士)によるディスカッションが行われました。会場からの質問を受け付ける時間が足りなくなるほど、活発な議論が交わされました。
 最後に、発明推進協会の中嶋副会長より閉会の挨拶があり、シンポジウムは成功裡に終わりました。

講演資料、シンポジウムの様子等下記のページからご覧になれます。

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また、発明誌5月号でも報告記事を掲載する予定です。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

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